マンションとアパート

 今回は「マンション」と「アパート」この2つがどのように違うのか、住んでみて感じる違いはあるの? 家賃は違ってくるのかな? などの疑問に答えます。

 ■マンション 2階建て以上で、鉄骨鉄筋コンクリートや鉄筋コンクリート造の耐火構造。防音性が高い。
 ■アパート  2階建てで、木造や軽量鉄骨造の準耐火・低層物件。防音性は低い。

 前提条件としてこういう違いがあります。マンションなのに「○○コーポ」など、建物の名称が違う場合がよくありますので、種別は、物件の詳細情報のほうでちゃんと確認しましょう。

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 何度も引越し経験のある私の印象から言って、住むならマンションがベストだと思います。
 ハッキリ言ってアパートとかコーポだと 「鍵はかかるけど同じ家」 程度にしか防音性がないと考えておいたほうがいいでしょう。構造的にもそうですし。マンションであっても、一般的な賃貸住宅レベルでは、完全に隣家の音を防ぐことは不可能だと思っていたほうがいいくらいです。どちらがよりマシか、という選択の余地のなかでマンションを選んでおくに越したことはありません。

 自分は気にしない、って思いますか?
 騒音とかは気にしないほう、と自他共に認めるタイプの私でも、マンションにしか住みません。それでも、隣家のTVの音が漏れてくるときがありますし、大きな声で話しているのか、話し声の響きが聞こえてくることもあります。これが「聞こえるけど気にしない」と言うレベルであって、アパートやコーポでの隣家の音というのは、音が漏れるというレベルではないということです。 

 隣の音が聞こえるのは単純にうるさいということもありますし、プライバシーが聞かれるという怖さもあります。一人暮らしの女性などはなおさらです。たとえ大きな声を出さなくても、毎日何時に出かけ、何時に部屋に帰ってくる、お風呂にはこの時間に入る、今トイレを使った、休日は出かける、あまり出かけない、それくらいはわかってしまいます。私は騒音はあまり気にしませんが、プライバシーは気にするタイプですので、マンションでない集合住宅に住みたいとは思いません。

 アパートなら家賃が安いと考え、あえて初めからアパートの物件を探す方もいると思われますが、それは間違っています。
 特に都市部では、物件の家賃は部屋の広さで決まります。同じ間取りの部屋で、マンションはより高く、アパートやコーポがより安いといえるだけの明確な差はありません。都市部で部屋の家賃が安くなる要因は、駅から遠いこと、非常に古いこと、の2つで、決して「アパートだから」ではありません。安アパートというものがあるのは、アパートだから安いのではなく、駅から遠いか、かなり古いアパートだからなのです。そして、駅から遠く、かなり古くなればマンションの家賃も安くなりますから、安い物件に住みたくても、わざわざアパートに限定して探すことはないということです。
 つまり、安さだけを期待してアパートの物件を探すというのは馬鹿げています。新築なのに、相場どおりの家賃なのに、隣の住人の目覚まし時計で目が覚めてしまい、隣の住人がごく普通の声で話をするその内容まで聞こえてくるような「アパート」や「コーポ」は星の数ほどあります。


 築年数がどんなに古くても「マンション」のほうが安心して住めると私は断言します。